押入れにロールスクリーンを付けると、ふすまを外した空間をすっきり隠せます。開けたときに場所を取らず、部屋の雰囲気も軽く見えやすいので、収納の目隠しとして検討しやすいですね。
ただし、押入れロールスクリーンにはデメリットもあります。採寸ミス、取り付け下地、巻きずれ、ほこり、生地の透け感、子どもやペットがいる家での操作コードなど、買う前に見ておきたい注意点がいくつかあります。
結論として、見た目を軽くしたい人、ふすまの開閉スペースを減らしたい人には向いています。一方で、頻繁に布団を出し入れする人、遮音や断熱を期待している人、DIYで下地確認をせずに付けたい人は、カーテンやふすまを含めて比較したほうが後悔しにくいですよ。

押入れロールスクリーンの価格を比較する
価格・在庫・ポイント条件は変わります。「押入れ ロールスクリーン」の幅・高さ、取り付け方法、操作方法、生地の透け感、チェーン位置、付属金具を販売ページで確認してください。
押入れロールスクリーンのデメリットは?買う前に知っておきたい注意点
デメリット1:採寸ミスをするとすき間や干渉が出やすい
押入れロールスクリーンで一番後悔しやすいのは、幅や高さの採寸ミスです。押入れの内側に付けるのか、手前の枠に付けるのかで必要なサイズが変わります。少し短いと左右にすき間が出て中身が見えやすくなり、長すぎると柱や壁にこすれて巻きずれしやすくなります。
特に古い和室の押入れは、左右の柱が完全に平行でなかったり、上枠に段差があったりします。販売ページの幅だけで決めず、上・中央・下の幅、床から上枠までの高さ、ロール部分の奥行きを測っておくと失敗を減らせます。

デメリット2:下地が弱い場所には取り付けにくい
ロールスクリーンは本体をブラケットで固定して使うため、取り付ける場所の下地が大事です。石膏ボードだけの場所や、薄い化粧板だけの場所に付けると、使っているうちにネジがゆるむことがあります。
押入れの木枠に取り付けられれば比較的計画しやすいですが、枠の厚みが足りない、上部に段差がある、賃貸で穴あけができない場合は注意が必要です。突っ張り式を選ぶ場合も、押入れの内寸、壁の強さ、重さ、落下防止の補助が使えるかを確認したいですね。

デメリット3:開け閉めのたびに少し手間がかかる
ふすまなら横にスライドするだけですが、ロールスクリーンは上げ下げの操作が必要です。布団を毎日出し入れする押入れだと、スクリーンを上げて、物を取り出して、また下げるという動作が面倒に感じることがあります。
チェーン式は細かく高さを調整しやすい一方で、チェーンが横に垂れます。プルコード式は見た目がすっきりしやすい反面、手が届きにくい高さだと操作しにくいことがあります。ニチベイやTOSOの公式ページでも、ロールスクリーンにはチェーン式やプルコード式など複数の操作方法が用意されています。押入れの高さと使う人の身長に合うかを見ておきましょう。

デメリット4:生地の透け感やほこりが気になることがある
押入れの中を完全に隠したい場合、生地の透け感は重要です。薄い生地や淡い色を選ぶと、照明の当たり方によって収納ケースや布団の輪郭が見えやすいことがあります。逆に遮光性の高い生地はしっかり隠せますが、部屋の印象が重くなる場合もあります。
また、押入れは布団や衣類を入れることが多く、ほこりが出やすい場所です。スクリーンの生地や巻き取り部分にほこりがたまると、下ろしたときに目立つことがあります。洗える生地か、はたきや掃除機で手入れしやすいかも確認しておきたいですね。
デメリット5:遮音・断熱・気密性はふすまほど期待しにくい
ロールスクリーンは目隠しとしては便利ですが、布やスクリーン生地で押入れを隠す仕組みです。ふすまのように面で仕切る建具とは違い、上下左右にすき間が残りやすいです。
そのため、押入れの中のにおい、冷気、ほこりをしっかり遮りたい人には物足りないことがあります。見た目を軽くしたいのか、収納をきちんと仕切りたいのかで、向いている選択肢が変わります。
押入れロールスクリーンで後悔しやすい人の特徴
- 押入れの中を毎日何度も開け閉めする人
- 採寸や下地確認をせずに、だいたいのサイズで買おうとしている人
- 賃貸で穴あけできないのに、ネジ固定タイプを選びたい人
- 中身をしっかり隠したいのに、薄い生地を選ぼうとしている人
- 遮音・断熱・ほこりよけまで期待している人
押入れロールスクリーンは、目隠しとしては便利です。ただ、建具の代わりに使う場合は「毎日の開け閉め」「隠れ方」「固定方法」の3つで不満が出やすいですよ。
押入れロールスクリーンが向いている人
- ふすまを外して、部屋を軽く見せたい人
- 押入れをデスクや収納スペースとして使い、必要なときだけ隠したい人
- 開閉スペースを取りたくない人
- 採寸と取り付け方法を事前に確認できる人
- 遮音や断熱よりも、見た目のすっきり感を重視する人
押入れの中を収納ケースで整えたうえで、生活感をほどよく隠したい人には相性がいいです。カーテンより直線的で、ふすまより軽い印象にしやすいのも魅力ですね。
押入れロールスクリーンのメリットも確認
メリット1:ふすまより部屋がすっきり見えやすい
ロールスクリーンは生地を上に巻き上げられるため、開けたときに左右の建具が残りません。押入れをオープン収納やワークスペースとして使いたいとき、空間を広く見せやすいです。
色を壁や畳に合わせれば、収納まわりの印象も落ち着きます。反対にアクセントカラーを選べば、和室を少しモダンに寄せることもできます。
メリット2:カーテンよりフラットに目隠ししやすい
カーテンは柔らかい印象になりますが、ひだが出るぶん生活感も出やすいです。ロールスクリーンは面がフラットなので、押入れの中身を隠したときにすっきり見えます。
収納ケースの色や布団の柄がばらついている場合でも、スクリーンを下げれば見た目をまとめやすいです。
メリット3:開閉時に床をふさぎにくい
ロールスクリーンは上に巻き取るため、床に布がたまりにくいです。押入れ前にラグや家具がある場合でも、カーテンより干渉しにくいことがあります。
掃除機をかけるときや、収納ケースを引き出すときに、床まわりがすっきりしているのは使いやすいポイントです。
条件に合う押入れロールスクリーンを探す
購入前に、幅・高さ・取付位置・操作コードの向き・生地の透け感・遮光性・洗濯可否・付属金具を確認してください。押入れは家ごとに寸法差があるため、採寸後に比較するのが安心です。
購入前に確認すべきポイント
| 確認ポイント | 見るべき理由 | 後悔しやすいケース |
|---|---|---|
| 幅 | 左右のすき間と巻きずれに関わるため | 中身が見える、柱に当たる、操作が重くなる |
| 高さ | 下ろしたときの床とのすき間に関わるため | 下が開いて見える、長すぎて床に当たる |
| 奥行き | 巻き取り部分が押入れ内の物や上枠に干渉するため | 布団や収納ケースに当たり、出し入れしにくい |
| 取り付け方法 | 木枠、壁、天井、突っ張り式で必要条件が違うため | ネジが効かない、賃貸で穴あけできない |
| 操作方法 | チェーン式、プルコード式などで使い勝手が違うため | コードが邪魔、手が届きにくい、子どもが触りやすい |
| 生地の透け感 | 収納物の見え方に関わるため | 照明をつけると中身の輪郭が見える |
| 手入れ方法 | ほこりや汚れが付きやすい場所だから | 洗えない、拭きにくい、巻き取り部分にほこりが残る |
口コミを見るときの注意点
口コミを見るときは、商品評価だけでなく「どんな押入れに付けた人の感想か」を見ましょう。窓用として使った口コミと、押入れの目隠しとして使った口コミでは、気になるポイントが違います。
特に参考になるのは、次のような内容です。
- 押入れの幅に対してサイズが合ったか
- 木枠にしっかり固定できたか
- 上げ下げの操作が重くないか
- 生地の透け感が収納目隠しに十分だったか
- チェーンやコードの位置が邪魔にならなかったか
「取り付けが簡単だった」という口コミも、下地や工具に慣れている人の感想かもしれません。自宅の押入れの条件に近いレビューを優先して読むと、判断しやすくなります。
公式情報・販売ページで確認したいこと
TOSOの公式ページでは、ロールスクリーンについて遮光や採光の調節がしやすく、省スペースで使える製品として紹介されています。また、プルコードタイプやチェーンタイプなど複数の操作方法が案内されています。
ニチベイのロールスクリーン公式ページでも、収納スペースの目隠しに使えることや、操作方法・採寸のチェックポイントへの案内があります。押入れに使う場合は、窓用の商品写真だけで判断せず、製作可能寸法、取付方法、操作部、オプション、洗える生地かどうかを販売ページで確認してください。
他の選択肢と比較したほうがいいケース

| 選択肢 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 押入れロールスクリーン | 見た目をフラットにして、必要なときだけ目隠ししたい人 | 採寸・下地・操作方法を確認する |
| カーテン | やわらかい雰囲気にしたい人、取り外して洗いたい人 | ひだが出て生活感が残りやすい |
| ふすま | きちんと仕切りたい人、遮蔽感を重視する人 | 開閉スペースが必要で、見た目が重く感じることがある |
| オープン収納 | 押入れを見せる収納やデスクとして使いたい人 | 収納ケースや布団の色味を整えないと散らかって見える |
押入れまわりの使い方で迷うなら、押入れデスクのデメリットや、吊り押入れのデメリットも参考になります。布団収納を見直す場合は、布団収納クッションのデメリットもあわせて確認すると、収納方法を比較しやすいですよ。
押入れロールスクリーンは買っても大丈夫?やめたほうがいい?
買ってもよい人
- 押入れの中をほどよく隠し、部屋をすっきり見せたい人
- 幅・高さ・奥行きを測ってから商品を選べる人
- 木枠や突っ張り式など、取り付け条件を確認できる人
- ふすまより軽い印象にしたい人
- 遮音や断熱より、目隠しと見た目を重視する人
やめたほうがいい人
- 毎日布団を出し入れし、開け閉めの手間を増やしたくない人
- 採寸や下地確認を面倒に感じる人
- 賃貸で穴あけができず、突っ張り式も使いにくい押入れの人
- 収納物をしっかり遮りたい人
- ふすまと同じような遮音・断熱を期待している人
まとめ:押入れロールスクリーンはデメリットを理解して選べば後悔しにくい
押入れロールスクリーンのデメリットは、採寸ミスが目立ちやすいこと、下地によって取り付けにくいこと、上げ下げの手間があること、生地の透け感やほこりが気になることです。
一方で、ふすまより軽く見せたい、カーテンよりフラットに隠したい、押入れをオープン収納として使いたい人には便利な選択肢です。選び方のコツは、先に押入れの幅・高さ・奥行き・取り付け位置・操作方法・生地の透け感を確認することです。
「押入れを隠したい」のか、「押入れを使いやすく見せたい」のかで、ロールスクリーン・カーテン・ふすまの向き不向きは変わります。見た目だけでなく、毎日の開け閉めまで想像して選ぶと後悔しにくいですよ。

